■アソシエートブリンクというのはXBeeのモジュールがネットワークに参加したときに機能するLEDブリンカー(らしい)。0.5secに1回の割合でオン・オフが繰り返される。LEDをこの端子に接続するとネットワークに参加したことが解るというわけだけど、AVRのようなマイコンに接続するときにLEDを光らせてもAVRからは解らない。それよりは、このブリンカーをAVRに接続して、ブリンクを検知させた方がいいでしょう。
ブリンクの検出にはAVRの割り込み機能を使いました。ブリンクが発生するたびに割り込まれるので、その延長でカウンタを回します。0.5secで1回カウントアップすることになります。XBeeの初期化を行った後に、ループ内でカウンタの値をチェックして、更新されていればネットワークに参加できていることがわかります。
ネットワーク参加の検出だけだと、起動時にしか使えないので、ついでにプラットフォーム上で動くアプリから使えるタイマカウンタにすることにしました。RTCほどの精度はないし、日時データを持っているわけでもないのですが「1カウント0.5sec程度」という目安が使えるとアプリを作る自由度が高くなります。ウェイトや指定時刻経過チェックなどを考えています。
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