■先日の震災以来、大きな余震が継続的に続きました。そんなこともあって、不在時に大きな地震があったとき、念のため自宅の様子を確認できるようにとウェブカメラを設置していました。ただ、問題は日没後は照明がないので何も解らないこと。コンセントタイマーで夜間時間帯だけ照明をつけることも可能ですが、一晩中監視するわけでもないのでだいぶ無駄です。必要な時だけリモートで点灯できると良い。
要するにウェブでコントロールできるようなスイッチがあればいいわけですが、無論売っているようなものではないので作るしかない。構成は単純で、USB-USARTブリッジかXBeeの入出力インターフェースと、AVRによるMCU、スイッチングは秋月のソリッドステートリレーユニットを使う。USB-USARTブリッジのキットを使うとUSB給電で動けるけど、ケーブル長が制限になる。XBeeを使うと無線操作できるので場所を問わなくなるけど、電源が必要になるのがやや問題。
構想としては、制御なしのコンセント1口と制御ありのコンセント1口を持たせて、制御なし側のコンセントで無線制御時の電源を確保する。制御ありのコンセント口側には電流センサをつけたり、加速度センサや温度センサなどの環境センサ機能を持たせたらおもしろそうとは思っているけど、まずはスイッチング機能を持たせることを優先したい。
とりあえず機能拡張することを前提にした作りにして、USB-USARTブリッジ、MCU、ソリッドステートリレーによる最小限の機能からかな。商業100Vを扱うので安全措置だけはきちんとしないと。
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