■一本橋という難関がある、というのは昔から知っていて、懸念課題の一つだった。自分が通った教習所では外周コースの脇道のように配置されていて、左に小カーブした直後に一時停止してからアプローチを始める要領になっている。左カーブなのでコースの正面に位置させるのが難しく、最初は右側によく落ちました。乗って、すぐ落ちるという感じだったのですが、出だしはスピードを上げて車体を安定させてから低速走行に入ると良いことが分かりました。
出だしは1速の半クラで始めるのですが、一本橋に達する前にクラッチはリリースして、とにかく橋に乗ってしまう。車体の左右のフレが収まり安定するころには中央付近まで進んでいるのですが、そのあとは再び半クラと後輪ブレーキをじわじわと踏んで車速を落とします。ニーグリップで身体を安定させているとハンドルに力はかからず、ハンドルが振れることはありませんから、ふらつくことは少ないです。
個人的に低速での直進バランスはズーマーで養った感覚で、一旦直進に安定すれば難しいことはありません。出口付近では左右を確認して周回路を走行している他車を確認し、コースに復帰します。
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