■ジュークボックスシステムは基盤ができあがり、フロントエンドの実装を残すのみ。大雑把なものはできていて、mp3ファイルリスト、プレイコントロールのリクエスト、ジュークボックスの動作状況を取得をウェブ画面から行うことができる。ジュークボックス本体はウェブページを持っていないけど、ウェブページとしてアクセスされるPHPスクリプトから操作される。ただ、操作を行うたびに画面が切り替わるのもうっとおしい。
画面切り替えが必要になるのは、PHPスクリプトが動くのが、最初にウェブページが表示される時だけだからで、再生を開始するにも停止するにも、対応するPHPスクリプトにウェブアクセスしなければならない。普通にウェブブラウザからアクセスすると、アクセス先のURLが切り替わるので画面が切り替わってしまう。ただ、XMLHttpRequestを使うとJavascriptの中から、ウェブブラウザの操作とは独立してウェブアクセスを行うことができる。本来のウェブブラウザアクセスによって読み込まれたJavascriptの中で、遅延してアクセスが発生するというイメージになると思う。
PHP、Javascriptの組み合わせで作られたフロントエンドからジュークボックスへのアクセスは下図のようになります。
PHPはサーバーサイドでウェブ画面のローディング前に動作し、Javascriptはクライアントサイドでウェブ画面のローディング終了後に動きます。フロントエンドのPCとサーバー側が協調して動いている格好になっていますが、これはJavascriptを使う都合上で、フロントエンドで動かなければならない仕掛け上の理由はありません。画面切り替えがあっても構わなければ、全部サーバーサイドで動かすこともできます。
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