■社内のSNSで病院でテレビを観る時に音声はFMラジオで聴いている。でも地デジになったら音声聞けないよ、という話を知った。ほなら、FMトランスミッターをテレビのイヤホン端子に付ければいいんじゃないのかなと思った。たぶん問題は、最近のFMトランスミッターは車内での利用が前提になっていて、電源がシガーソケットになっていることだろう。でも、作ればシガーソケットでなくてもいいんじゃないかな。
調べてみれば、簡単に見つかる。秋月電子の通販で、電池駆動のキットと、ACアダプタ駆動のキットがあった。電池駆動は発信周波数がアナログ調整で安い。ACアダプタはデジタル調整で、少し高いけど、PLLロックとかあって精度が高いし安定している。電池駆動キットは中核のステレオモジュレーションICが生産中止になったということで数量限定らしい。見ていたらハンダ欲が出てきたので買ってしまった。
キットそのままではボリューム調整やらスイッチやらがなくて使いにくいので、マルツにタカチのケースや可変抵抗やつまみ、照光波動スイッチを注文。キットそのものは1.5V駆動なのだけど、通電のインジケーターとしてLEDを光らせたいので、LED発光のため3.3V昇圧のスイッチングICも注文した。
工作は横浜に戻っている間にこなすので、一度に全てを片付けることはちょっと無理。まずはメイン回路をバラック状態にもっていって、FM発信ができることをできるようにすることが目標。
久しぶりのハンダ作業なのだけど、以前ハンダ作業をした時に、うっかりコンセントを抜き忘れていて、ずっと通電状態になっていて、コテ先がすっかりダメになっていました。でも、いつから通電状態になっていたんだろう。コテ先は交換しましたが、しかし、この使い勝手の悪さはいい加減どうにかしないといけないなあ。スイッチをつけるだけの話だけど。