■テストは割と順調。PS3の電源投入をトリガにしてTVを制御する信号を出すこともできた。今までもそれはできるにはできたのだけど、TVの信号を一つ送ってはレスポンスを待ち、次の信号を送るという、サーバーとデバイスのやりとりを何回か繰り返していたので時間がかかったし、信号を一つ落とすとその後の処理がタイムアウト待ちになるという問題があった。
今テストしているデバイスは、PS3の電源投入を感知するとサーバーにイベントを送ると同時に自前で一連の操作信号を送れるようになっている。単にTVが起動しているかどうかをチェックして、起動していなければ起動し、入力を外部に切り替えるというだけの操作なのだけど、TVは起動してウォームアップの時間があって、しばらくしないと入力切替の信号を受け付けなかったりするのがミソ。信号を受け付けられる状態かどうかは消費電流の多さで判別がつくので、TVをオンにした後、消費電流量を監視して入力切替可能かどうかを判定しないといけなかったりします。
そのあたりの制御信号を調べていて、どうせならアンプのリモコンもやっぱり制御したくなりました。アンプはネットワーク経由でも制御できるのでそちらはいいかなと思っていたのですが、レスポンスの良さを考えるとそちらもデバイス側で扱ったほうが早いよねと。
それでリモコンの信号を分析する必要があるのですが、今まではオシロスコープで波形を読んでいました。毎回毎回それもしんどくなってきたのでデコーダーをいい加減作ったほうがいいなと思っているところです。
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