■バックアップが遅かったのでUSB3.0のI/Fいれたら全然早くなりました。I/Oがボトルネックになっているのは解っていたので改善されるのは解っていたのですが、体感で5~6倍というのはだいぶ劇的で、今まで4,5時間覚悟しなければならなかった作業が1時間で見込めるというのは運用がかなり楽です。
遅い遅いと文句を言うなら、早い機材を投入しましょう。
早くなってさすがにうれしかったので、もうひとつきになっていたボトルネックを解消しようと思いました。うちではNorton360を使っているのですが、これが重い。時々「……のCPU負荷が高いです」とか出るのですが、そんな時高負荷になっているのがNorton360だったりするのでうんざりします。何をやっていて重くなっているのか不明なのも不気味なのですが、動き出してしまうとCPU利用率を90%になるまで使ってしまうというのもなんだか作りが悪い。
PUリソースがなくなってしまうのが問題なんですが、だったらコアを増やせばいいかもしれない。使っているメモリモジュールもDDR2のままだったし、2コアだし、ボードにUSB3.0はないし、Haswellじゃないし、EFIじゃなくてBIOSだしといろいろあってマザーボードから交換してしまうことにしました。
うちはマザーボードは伝統的にASUSなので今回もASUSのZ87-PROのV EDITIONで。CPUはi-4570。メモリモジュールはDDR3のPC1333に。電源ユニットもHaswell対応で高効率(80+Plutinum)のものに交換。グラボとストレージはそのまま引き継ぎます。
古い埃を掃除機で吸い取りながらの交換作業で2時間ほど。若干レスポンスが良くなったような感じはします。艦コレが軽くなった感じはするから効果はあったかな。
構成変更後に、マザーボード関連のデバイスドライバーを設定まわりを再チェックしたら、SM busやPCI関連のデバイスドライバがなかったので、付属のDVDからドライバを落としたり、チップセット用の「Management Engine Interface」(MEI_Win8-1_VER95101658_1.5M)をASUSのサポートから落としたりして解消。オンボードのギガビットインターフェースも送受信のバッファが2048まで持てるようになっていたので最大にしたり。
そうこうしていて気が付いたのですが、OSのライセンス認証が切れていました。引き継いだのがストレージのみなので、PCコピーに見えなくもないわけで、それは不思議ではないのですが、それならライセンス停止措置をどこかでできるといいのにと思わなくもありません。
ライセンス認証はコントロールパネルの「システム」にある「Windows ライセンス認証」の中にメニューがあり、その中で再認証を選ぶと電話するように求められます。自動応答にしたがってキーを入力すればよいらしいのですが、自動応答ではなぜか認証されず、結局サポートサービスに切り替えて認証が完了しました。