■SAMBAが遅い。サーバーをリフレッシュする前も早くはなかったのだけど、リフレッシュしたあと、かなり遅くなった。Wiresharkでパケットダンプを見てみると、SMBの情報参照パケットがひっきりなしに流れている。よくよく見てみると、大きなサイズのパケットの後に小さなサイズのパケットが連続してくっついていることが多々あり、パケットのフラグメントが発生しているようだった。
パケットのフラグメントを解消するなら、MTUを大きくすればよいけど…といったところで、そういえばPC側のMTUサイズはどれくらいだったか気になった。確かインターネット接続する必要上、小さめになっていたはず。
案の定、調べてみればMTUは1454。これに対してLinux側のMTUは1500。両者の中間にあるのはスイッチングハブだけなので、相手に到達してからパケットサイズの調整が発生していると思われ、そのオーバーヘッドがあるのだろう。
Linux側のMTUを1454に設定してやると、レスポンスは改善された。前はかなり待たされたのが、MTUサイズをそろえたら、多少待たされる感じに。以前がひどかったので大分マシになったといえるけど、それでもストレスを感じないわけでもない。何かファイルアクセスがあるたびに動きが止まるから、ちょっとうっとおしい。ただ、MTUはそろえてしまったから、ほかに調整のしどころは…アプリケーションバッファとか、そういったところだろうか。SMBはデフォルトで調整済みという話だけど。
もうちょっと調べるのに日数がかかりそうだ。
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