■今回初めてマンスリーマンションというのを利用したのだけど、話が急だったのと調査不足で段取りに失敗。鍵もらえれば即生活可能かと思っていたらガス・電気・水道の手続きが別途必要で、しかも寝具といってもベッドは台のみでマットレスも無い状態。やむなくホテル暮らしが続いた。
電気・水道は利用開始手続きのみだけどガスは立会いが必要。その日程に合わせて私物の宅配予定日を調整し、ついでにMUJI.NETへ発注する寝具類の着荷日もそこに設定。
当日はよくある引越しの慌しさはさほどなし。送った荷物は箱2つしかないし、MUJIからの箱を合わせても3つ。日常の消耗品は全て現地調達と割り切っていたし、大型のものが不足しているなら戸塚から追送するつもりだし。
そんなわけで周辺にあるデポの偵察に。グーグルマップによる事前の偵察では生活支援系の調達拠点はあまり期待できない雰囲気だったのだけど、実際に現地を歩いてみればそれほどでもないような感じ。
名古屋市外縁の土地で、空き地率がずいぶん高い。中高層建築物も少ないために空も広い。十分に資本投下されないままに第2種住居地域がスプロールしていったような雰囲気で、どことなく粗い空気がある。かつては田んぼだったところを造成したのではないかしらん。神奈川だと私鉄系デベロッパーが地域デザインした郊外型住宅地になっていたであろうと思わせるのだけど、そういう雰囲気はなく、ただ広い土地だけが提供されて虫食い的に建物の建設と取り壊しが繰り返されて続けて、しかもそのサイクルがだんだんと伸びていっているような、そんな印象を受けた。
徒歩15分ほどの場所に寺社町があって、そちらには木造瓦屋根の古い町屋が残っていてそれなりの趣を残しているのとは対照的なのも印象的だった。幹線道路沿いに伝播した資本投下の波が減衰しているっていうか、言ってしまえば地域全体が中途半端に古びてしまっているのだ。
とかなんとか言いつつも、近所には食べ物屋は比較的多いし、ドラッグストアもあったりして、買い物には困らない。なんとか歩いていける距離に大型スーパーもあって、今回はそちらでベッドのマットレスだけを購入。これで住めるし食えるし眠れるしで、橋頭堡は確保できた感じ。後は機動力を確保したいかな。
目星は付いていますが。