■中には「家に帰ってまでPC見たくねーよ」という人もいるのですが、自分の場合は調べ物というか、ついついあれこれ検索してしまうという時間が嫌いではなく、かてて加えてこうして週記をつけているクセがついているわけで、それが横浜から遠く離れた名古屋の地だろうとそのクセやら習慣やらを変えるつもりはないわけです。じゃあってんでPC買うかっていうとそれほどの出費はしたくないのでノートPCを使うことにしました。数年前に購入したPanasonicのLet's Noteです。液晶表示周りに若干不安のある機種なんですが、まあ、背に腹は変えられない。
Let's noteは薄いし軽いしで気に入っていたんですが、液晶パネルを収める蓋と本体をつなぐヒンジ部分の剛性になんか不安があって、微妙に歪みやすいというか、液晶表示も左端32ドットがにじむようになっていたりした。
それでもまあ利用するのに困るほどではないのでエアキャップにくるんで宅配便で送ったりしていたのですが、それが良くなかったのか、いよいよ表示がおかしくなってしまった。液晶が割れたとかそういう不具合ではないんですが、パネルの左半分で水平同期が取れなくなってしまったような。さすがに画面右半分だけでは表示エリアが狭すぎてつらい。
障害のでたのが液晶パネルなのかグラフィックチップまわりなのか解らず不安だったのですが、とりあえず余っても別にかまわないかと近所の量販店で安ぅい17インチの液晶ディスプレイを購入。つなげてみると無事に表示されました。チップがいかれたわけではないので一安心。ただ、当たり前なんだけど、パネルを開かないとキーボードは叩けず、開くとディスプレイがみずらくて邪魔になる。どうしよう。はずしてしまおう。
というわけで、液晶パネルを分離することにしました。
こんなこともあろうかとは全然予想していなかったのですが、工作系の工具は持ち込んでいたので、さっそく分解。パネルと本体のマザーボードはコネクタ接続されていたので、ヒンジのねじをはずして、コネクタを抜けば特に破壊工作することもなくパネルは分離できました。
薄型デスクトップPCのできあがり。
改造して思い出したんだけど、昔のパソコンってこういうコンセプトだったよね。キーボードとCPU(チップの意ではなくて、文字通りユニットという意味で)が一体化していて。キーボードが別体になったのはフロッピードライブを内臓するようになったからか? 3.5インチを内臓していたモデルはまだキーボード一体型だったような気がする。
一応この薄型デスクトップもリムーバブルドライブは内臓している。SDだけど。
ちなみに今はヒンジがでっぱったままでちょっと見栄えが悪いんだけど、ここに木の棒でも挟んで取っ手にでもしようかと思っている。実際どこまで本気かは微妙なんだけど。木工用の道具は持ち込んでいないし。