■だいぶ前のことですがPS3が起動しなくなりました。たぶんGPUまわりの半田クラックなんだと思うのですが、これをしおにPS4を購入するか、PS3をリプレースするか、どうしようかとちょっと悩みました。正直、あんまりゲームはしなくなっていたので。単なるシューティングの延長にあるFPSはあまり面白くないし、かといって似たり寄ったりでただ長いストーリーのRPGはきついし、正直GT6かACEがあれば、といったところ。ただ、PS3がなければないで、BD再生の裏で録画設定ができないといった些細なことがひっかかるくらいで、別段目くじらたてるほどでもありません。しいて言えばMGS5がリリース間近というくらいのことで。どうしようかと思っていたのですが、結局PS4にしました。省電力、軽量化になった新モデルです。
MGS5のリリースまで間があるので、DOA5LRを購入して、遊んでみたりしながら、ゲーム画面のキャプチャをfacebookにアップロードしてみたりしました。ゲーム画面をほぼリアルタイムでシェアエリアに流せるのというのはクローズドなゲームコンソールでは画期的なことでしょう。でも、ちょっと世に出てくるのが遅かったような気もします。PS4の重厚な計算量を頼みにしたものではなく、「艦これ」のような軽量なコンテンツが人気を集めているのは「ゲーム」そのものの本質を問われているようにも思います。映画さながらな疑似現実を提供するコンテンツはそれはゲームのごく一部であって、言うまでもなく「遊び」はそれすべてではないわけです。
それでも使い道がないわけでもなく、あんまりゲームのキャプチャをシェアに流すのもどうかと思いますが、適時情報を流せるというのは使い様があるように思います。それはそれとしてPS4が届くのと時期をほぼ同じくして、メディアプレーヤーのリリースが報じられました。DLNAクライアントとして動作するプレーヤーで、PS3でも似た機能は実装されていました。DTCP-IPには非対応とのことで、DIGAの録画は再生できなかったのですが(うちの環境では同じテレビに接続しているので意味がないですが)、DLNAサーバーを探してくれるみたいです。
さっそく、家のLinuxサーバーにrygelをインストールしました。
yum install rygel
/etc/rygel.confを編集して、メディアファイルのある場所と、ネットワークインターフェース、ポート番号を指定しました。
対象のパラメーターは以下のものです。
interface
port
uris
rygel -c [config] で起動させるとフォアグラウンドで実行されます。起動時にurisで指定したフォルダからファイルを読み込んでDLNAクライアントに情報を提供してくれます。ビエラでサーバーが見えることを確認した後、PS4で改めて確認すると、サーバーが見えました。mp3の再生もOKです。再生機能はシンプルで、外部から呼び出してDMR的に使うこともできないですが、使い勝手は良いです。へんに高機能にして使いにくくするよりは今のままのほうがよいのかもしれません。