■リビング内の家電を統合するリモコンができて半月くらいたっていて、ハードウェアインフラのレイヤーはある程度整ったので、今度はソフトウェアの調整。とは言っても、いわゆるミドルウェアレベルの整備もほぼ終わっているので本当に上物。ウェブブラウザで表示するリモコン画面の調整だけ。
すでに場当たり的に作ったウェブ画面はあるので、あとはその見栄えを整えて、最終的なターゲットデバイスである、Android端末のウェブブラウザで同じように表示されればいい。
あんまり重たい造りにはできないので、できるだけCSSのみで作ることが目標。
角丸の表示や、ボタンの配列をテーブルを使わずに表示させる、PCのChromeとZiiOのウェブブラウザでブラウザ判別をせずに同じソースで表示させる、といったところが課題。
結論から言えば、課題はとりあえずクリア。表示文字のピクセルサイズがPCのChromeとは少し違うようで、位置あわせ、サイズ調整がPC側そのままでは通用しなかった。ただ、そこはもとが自分用なので、双方、許容できる表示になったところで調整終了とした。
タブレットのリモコンはやはり使いやすい。普通のリモコンとの大きな違いは2つあって、1つは制御する家電に向けなくてもいいこと。無線LANでサーバーと通信しているので、別の部屋にいても操作することができる。もう1つは起動に時間がかかること。リモコンは常時起動している必要はないので、使いたいときに起動してくれるのが一番いい。ただ、タブレットはそうしたデバイスではないので、使いたいときにすぐ使える状態にならない。もっとも、この点については「リモコン」という使い方に限らないはずなので、Android端末の改良によって、いずれクリアされるだろうと思っています。