■先日作ったアンプセットは径8cmのスピーカーユニットを使った密閉型の箱スピーカー。ユニットはまだ一組余っていたので、スピーカーをもう一組作ることにした。今度はバスレフ型。エンクロージャーは同じくコイズミ無線のネット通販で。密閉型の箱がずいぶん加工がお手軽にできるつくりだったのでバスレフ型もそのようなものかと思ったらしっかりした造りの木箱がとどいてびっくり。
サランネットのはベルクロで留めるようになっていて、その部分の造りはかなり安っぽいのだけど、でも留めてしまえば気にするようなものでもなく。ちなみにエンクロージャーはヒカリ工芸のNo.5。4.5リットル。小型のダイトーボイス SV-101が一回り小さくて安価で、箱としてはこちらでも良かったのだけどターミナルがワンタッチ式で配線済みなので避けました。別に穴を開ければよかったかな。箱のサイズや価格を考えればワンタッチ式というのは全然妥当だと思うのですけど、バナナプラグを使いたかったので。
ヒカリ工芸の箱はその点は大丈夫だったんですが、箱そのものは密閉されて完成しているため、加工は大変でした。先にターミナルに線付けしてから箱に組み付けないといけないというのはともかく、箱の中に手を入れなければ線を引き出せず、そのための口が表のスピーカ組みつけようのφ73mmの穴のみで、このサイズだとなんとか手が中に入るかどうかというところ。
ただ、大変なのはその程度で、あとはネジ穴を開けるとき、ドリルビットが箱の中の配線や吸音材を巻き込まないようにするのを気をつけるくらい。
スピーカーを組み終えて、アンプにつないで音を出す。なるほどバスレフ。低音が出ています。面白いものですねえ。ただ、なんかちょっと低音がぼこぼこ強すぎるような気もします。今まで聴いていた環境が低音が弱かったから相対的に低音が強いと感じているのかもしれません。慣れなのか、エージングでどうにかなるものなのか、今はちょっと解りません。