■家電をリモコンで制御するようになって、だんだん気になってきたのがリビングの主照明。他にも細かいところは数点残っているけど、それらは余禄で、主照明のコントロールができるとホームシアターっぽさが出るし、夜更かし防止にも使えるし。
既存の天井照明をリモコン化するには、ペンダント照明であれば天井の組み付けアダプタにあるアウトレットに取り付けるリモコンユニット(パナソニックなど)があるけれど、うちのはあいにくペンダントではないタイプで、取り付け金具がアダプタの周囲に広く配置されるタイプ。このタイプだとリモコンユニットの受光部が隠されてしまうし、照明器具そのものの保持ができなくなってしまう。
どうしたものかとつらつらと考えていたのだけど、探してみればリモコンユニットとほぼ同じ価格帯でリモコン付シーリング照明(パナソニック製)があったのでした。
リビングには大小、2つ照明器具があり(いちおうダイニングとリビングということになっているが)、その両方を交換した。ガラスが使われていて、多少重量があるためか、大きいほうはねじが硬くなっていた。ねじ山がナメそうでドライバーを使えず、階上の住人のこともあるのであまり荒事もできず苦労したのですが、一部の金具を強引にねじまげて、どうにかネジをはずしました。
照明器具の交換が終わり、こんどはリモコン信号のコピー。一応ケースを開いてキャリア周波数を確認してみると36.8KHz。エアコンのリモコンもだいたいそんなあたりだったので、パナソニック製品はだいたいそんなものなのでしょう。リモコン信号は全灯、消灯のほか、「お好み」「蛍灯」「明暗調整」といった信号があり、それぞれ5バイト。信号のコピーもできて近距離では機能することも確認できたけど、純正リモコンほど遠くには届かないみたい。照明器具側の受光部は蛍光灯に囲まれた内側にあるので、環境的に厳しいのは確か。赤外線LEDに流す電流を増やせば押しきれると思うけど、LEDの寿命が縮まるのであんまり無茶な作りはしたくない。部屋の中央に配置すればコントロールできるので、配置場所でクリアできる問題かもしれない。