■先日から細々と工作と試運転を続けていた統合赤外リモコンを箱に収めた。ものとしてはこれでとりあえず完成。LEDチャンネルのA/Bの2系統それぞれ2分岐、合わせて4つあるチャンネルはモノラルジャック/プラグでインターフェースを持たせた。工夫らしい工夫はそのくらい。スイッチ用の穴はうまく四角くくりぬけて、工作技術もちょっとは向上していたみたい。
パナソニック、オンキヨー製品に対応していて、今後メーカーが増えたらファームウェアを変更しないといけない。ちょっと面白かったのは制御するオンキヨー製品はホームシアター対応製品群とIntec205のセパレートコンポ群の2つあるのだけど、受信信号に対する受容性の幅が違っていて、古いIntec205の方がシビアだった。AVアンプはキャリア39KHzでも動作するのだけどIntec205はそれでは通じず、若干周波数を落とすと受信した。パラメータだけをいじって、オシロスコープで実測はしていないのだけど、たぶん38~38.5KHzあたり。
次に作るつもりなのは交流電流センサをつかって通電状態をモニタリングするデバイス。テレビにしろ、アンプにしろ、ON/OFFが同じ信号を使っているので、装置の稼動状態というのがマスター側では解らない。エアコンだとONとOFFが別の信号になるので、稼動状態を知る必要がない。
あとは温度と明度センサをのせたいとは思っている。対人センサが使えると面白いのだけど、流通しているセンサは移動熱源を感知するタイプで、動きがないと感を喪うためデータ処理に工夫が必要になる。画像処理が一つの解だけど、さすがに難易度が高い。
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