■ズーマーのスピードメーターがちょくちょく不具合が出ていて、よくあるのが突然針が動かなくなる、というもの。たいていは前輪とメーターをつなぐインナーワイヤーが引っ込んでしまって、スピードメーターにワイヤーの回転が伝わらなくなることで発生する。
その場合はメーター側のアウターを外して中のワイヤーを引っ張り出して改めてメーターに接続させると回復した。ついこないだ、再び針が動かなくなったので、またかとこれまでと同様の処置をしたのだけど、回復しなかった。針も距離計もだめ、インナーワイヤーが完全に断線したか、メーターが壊れたか、前輪のワイヤーとの接続系が大きく破損したか、どこかが壊れてしまったことは間違いない。
とりあえずメンテナンスガイドを取り出して、メーターワイヤーの取り付け工程を確認した。メーターの方はねじ止め式になっているのだけど、前輪側はスナップインになっている。取り外してみると、一応ワイヤーは出ているし、回りもする。メーター側に引っ張りすぎたかと、前輪側に出ているワイヤーを引っ張ってみると、簡単に取れてしまいました。それもかなり短く。
断線しています。
ワイヤーが断線していたということは、メーターや前輪のメカニズムの破損はとりあえず心配せずに済みそうなので、とるもとりあえずウェビックにパーツを発注。破損したインナーワイヤーだけの交換でも十分だとは思いましたが、アウターのチューブも劣化してあちこち切れているのでアッセンブリー一式を指定しました。パーツリストの型番で枝番00を指定したところ、30で返されたので、パーツリストがいい加減古びてしまっているようです。とりあえずパーツを発注して今は待ち。パーツが届いたらさっそく交換作業です。時期的にオイル交換もしてしまうのが良いかもしれません。