■先日から細々と制作を続けていた家電コントローラーの新型は、ファームウェアの作りこみを進めていて、シーケンサーのインタープリターはほぼ出来上がり。いまはセンサー入力に閾値を設けて、設定値に対してオーバーやアンダーになるとイベントを起こすようにしているところ。イベントが発生したら特定のシーケンスを実行させようとしている。アナログ入力値を拾うので、閾値の上下変動だけで見ているとチャタリングを起こしそうだけど、とりあえず今はヒステリシスのことは考えないでいる。
閾値判定は、特にパワーラインの電圧変動を拾って製品の稼働/非稼働を拾うのが主目的で、たとえばPS3を立ち上げたらTVの稼働状態をチェックして、電源投入から入力切替を一連のシーケンスで処理する、といったことをさせる。今までもそれはできていたのだけど、センサチェックと機能操作を別々にサーバーとのトランザクションとして処理していたので応答性が悪かったし、XBeeそのものの通信の信頼性の低さもあっていまひとつなところがあった。今度はそれらの応答もデバイス側で自動処理させようと考えている。家電品の動作レスポンスはマイコンデバイスに比べると非常に遅いので実際に使えるかどうかはテストを繰り返さないと解らないのだけど、今のところ目指しているのはそこ。
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