■今年もいよいよ終わり。締めくくりに先日あった皆既月食の写真を使うことにした。当日思い立ったので使用機材は普段使っているもの。夜間の月の撮影は初めてで、ぶっつけ本番になった。カメラはKISS-X、レンズはSIGMAの100-300mmとCANONの28mm。一応三脚と電子レリーズを使ったのだけど、それが一番良かったみたい。
当日は天頂付近に雲がかかっていて、移動する気配がなかった。気流の関係でその場で雲が発生していたのかもしれない。部分蝕が進行していく過程はほとんど雲に隠れて見えなかったのだけど、皆既蝕の開始ころには晴れ上がった。
夜間の星空の撮影がうまくできてしまうと、やっぱり欲のようなものが出てきて、もっと高倍率で挑戦したいな、といった気持ちが出てしまうのは確か。ただ、あまり大きな機材だと移動が困難だから、フィールドスコープ程度かな、とか思ったり思わなかったりしています。では、良い年を。
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