■なんというかですね、工具が好きなのですよ。ドライバーはもちろん、スパナとかドリルとか、こう、プロっぽいツールが。ただまあ、そこはわたくしにも分別というものがありますので、なんでもかんでも買うようなことはせず、ましてや仮住まいの現在、いたずらに荷物を増やすわけにもいかないので、買い込むようなことはしません。
そうはいっても工具を眺めるのは好きなので、ホームセンターとかも好きなわけです。何を作るわけでもなく、何を買うわけでもないですが。
で、現在、@名古屋としてアクセスしやすいホームセンターが名鉄堀田駅近くにあるようなので、ちょっと冷やかしに。
先日大垣のIAMAS卒展に行った時に使ったバスが、途中広大な駐車場を持つショッピングセンターに入っていったことに驚いたことがありましたが、このホームセンターも広大な駐車場を持っています。敷地の半分以上がただ車を停めるだけのことだけに使われているようで、それはそれでちょっと驚き。ホームセンターができる前、ここには何があったのだろう。
それはそれとして駅のホームからホームセンターへのアプローチを確認しようとして気づいたのですが、この巨大な駐車場を持つホームセンターは駅とのアクセスがあまり考慮されていませんでした。
アスレチックジムも有するこの敷地は、駅に対しては背を向けているんですね。駅と隣接していながら駅に対してのアプローチが整備されていない商業施設というのは初めて見ました。
まあ、実際のところ、歩いたところで大して時間がかかるわけでもないのですが、それでも、建屋の一部を駅側に伸ばすなりしてアプローチを短くしてくれたら使い易いのにと思ったのは事実です。
ただ、堀田という駅自体は、中に商店街やスーパーを有していて、さらに駅舎から(段差がついてちぐはぐながらも)歩道橋を通して道路向こうの商店街とは接続しています。それだけにホームセンターと駅の接続の無さが気になるというか、まあ、確保された駐車場の広さを見ても、電車での来店よりも、車のアクセスを優先させたということは解るわけですが。ここでの買い物の性格上、車がないと運べないものも多いだろうし。
ただ、駅周辺の商業施設集積としてみたとき、このホームセンターはこれだけで完結していまっていて、周囲へのプラスはあまりなさそうな雰囲気。車で来る人には、エンドポイントとしてのホームセンターしか意識されず、周辺の商業施設での買い物というのはたぶん考えていない。何しろ駐車場が無いし。車から見える景色と、歩道から見える景色は違う。しかしそれにしても、街づくりの思想らしきものが解らないというか、なんでこんなちぐはぐな構成を取れるのだろう。周辺にあるものを意識しないまま、ぽんとホームセンターを配置したかのような。
ま、それはそれ。ホームセンターでは自転車整備用のチェーンクリーナーとチェーンルブを買って帰りました。