普自二に挑戦中

■今年の4月にはいって「ばくおん!!」が始まった。学生の頃はバイク乗りの多いサークルに入っていたこともあって(しかし二輪部ではない)そのころを思い出しながら久しぶりにホンダのサイトとか見ていたら、GROMとか400Xとか、気になるバイクがあって、そういえば今年は免許更新だよなとか、まあいろいろ重なって普自二を取ることにしました。
スクーターを15年ほど、距離にして2万キロほど走行した経験があるだけで、重量もサイズも一回り以上違う400ccクラスのMTを取り回しできるか不安がありましたが慣れればどうにかなるでしょと自動車学校の門をくぐりました。

 バイクの引き起こし、シフトワーク、一本橋にスラローム、坂道発進等々、不安はあって、5時間ほどなら規定時間オーバーを安くカバーするオプションなどつけましたが、結果的には第一段階は規定時間内でみきわめをもらいました。
クランクやS字、急制動は難しくなく、一本橋とスラロームはてこずりました。ただ、一本橋はクラッチをつないで橋に乗り上げる要領、スラロームは車両感覚を掴むことができると難しいと感じることはありませんでした。
クラッチワークやシフトワーク、スラロームは街乗りのスクーターで経験することがなかったからで、スラロームについては人気がない通りで蛇行運転をしてみて感覚をつかんでみると、教習車でもスラロームができるようになりました。
一本橋については赤信号待ちの車の列に向かうとき、わざと低速で直進して青に変わるのを待つ(と、足をつかずに済むのと加速が楽)ようなことをしていたのですが、そのときにバランス感覚が養われていたようです。

結果的に原付スクーターでの経験が生かされたと言えると思うのですが、ただそれも操縦技術や安全運転を意識してこれまで走っていたから、ではないかと思います。ただなんとなく走り回っているだけでは経験が生きることはなかったように思います。
もちろん原付スクーターの操縦感覚が中型MTにそのまま通用するはずもなく、逆に意識して注意しなければならないこともありました。

1.ブレーキの利き方

 教習所に通っている時間内ではなかなか慣れることができないのがブレーキの利きです。ブレーキシューを使ったスクーターは握りこんでいく過程でブレーキの利き具合が体感できるのですが、教習車のブレーキは握りしろの狭さと利きの鋭さが相まって「ゆるやかにブレーキをかける」ことが難しいです。特に前輪ブレーキは利きが良く、簡単にフロントサスが沈みます。沈むとバランスを崩しやすく、立ちごけしやすいです。後輪ブレーキは動輪であることもあってか利きは比較的弱く、また(ブレーキロックでもしないかぎり)バランスを崩すこともないため、後輪ブレーキを多用しています。

2.アクセルワーク

 スクーターのアクセル開度とエンジン回転数の関係に慣れていると、MT車のアクセルはとても敏感に感じます。教習車のアイドリングは1500~2000くらいなのですが、アクセルを少し開けた(自分ではそのつもり)だけで6000~8000まで回ります。2000~4000あたりで回すことができません。シフトワークとも関係するのですが、シフトチェンジのためにアクセルを開けると、やたらと吹き上がることになります。

 アクセルワークについては教習車の低回転でのトルクはやたら強くてアイドリングのままでも1速で走れてしまうので、教習場では問題にはならないかもしれません(坂道発進でやたら吹き上げてしまうのはなんとかしたいのだけど)。ただブレーキングについては前輪をスムーズに止めることができないのが危険な場面もあって(緊急停止時にバランスを崩しやすい)、教習の課題とは別に改善したいところです。

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作成:2016.05.17
公開:2016.05.21

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